【スマイルゼミVSチャレンジタッチ】小学生の通信教育を比較!




学習塾よりリーズナブルでお財布にも子どものスケジュールにも優しい「通信教育」。老舗から新規参入までラインナップが豊富で「どれがどう違うの?」と迷われる親御さんも多いことでしょう。
今回は専用タブレットを使う進研ゼミとスマイルゼミを比較してみました!

人気急上昇中!タブレットタイプの通信教育講座

通信教育は昔からありますが、最近人気を集めているのがタブレットを利用したタイプの通信教育。動画で単元を説明してくれるので、理解しやすい上に丸付けやランキング、子どもへの声掛けなどもすべてやってくれる頼もしい存在。
でも会社によって少しずつ内容が違います。

進研ゼミ チャレンジタッチはどんな講座?

言わずと知れた通信教育界の巨人。情報流出事件で2年連続赤字になりましたが、現在は黒字に回復。
テキストタイプ、専用タブレットタイプ、iPadとテキストを使うハイブリッドタイプ(2018年度からなくなりました)があり、チャレンジタッチは専用タブレットを使用する講座です。

チャレンジタッチはこんな内容
  • 入会金・年会費は不要
  • 1・2年生は2教科+知的好奇心・英語、3~6年生は4教科+英語
  • 4月から受講の場合、1年生は32,460円、6年生は59,808円と学年とともにアップ
  • 赤ペン先生×3回、実力診断テスト×3回
  • 6か月継続受講で専用タブレットは無料(6カ月未満で退会またはコース変更した場合は14,800円)

タブレットでの教材は通学する学校の教科書に準拠し、毎月学校とほぼ同じ内容が配信されます。メインレッスンのほかに足し算・引き算・掛け算などを楽しくトレーニングできるアプリや息抜きゲームの配信、デジタル図書館で本や動画を借りて見ることも。
集めたらもらえるプレゼントポイント(以前はシールだった)もあります。

我が家もチャレンジタッチをとっており、6年生と3年生が楽しく勉強しています。6年生のほうはやや放置気味で、配信前日にあわてる姿をよく見ますが。
赤ペン先生は記述式なので添削に時間がかかりますが、選択式の実力診断テストは提出ボタンを押してすぐに結果と全国順位が確認できます。デジタルすごい。

チャレンジタッチのデメリットとして「問題が少ない」という意見もありますが、問題が少ないとは感じません。高学年になればなかなかのボリュームです。

なお講座のレベルは共通で、教科書を理解することが目的です。発展的な問題を解ける力を付けたいときは、オプション講座をつけることになります。

スマイルゼミはどんな講座?チャレンジタッチとの違いは?

進研ゼミ同様、専用のタブレットを使う通信教育。オプションとして英語・プログラミングがあり、レベルも標準と発展から選べます。また通っている小学校の教科書に準拠した内容が配信されるのも特徴。

スマイルゼミはこんな講座
  • 1・2年生は算・国・英、3~6年生は算・国・理・社・英
  • 4月から受講の場合、1年生35,760円(税抜)、6年生61,200円(税抜)
  • タブレットは無料ではない
  • 標準・発展の2コース
  • タブレットはジャストシステムのオリジナル
  • ペン先が細いので紙に書いているような書き心地

子どもに楽しいアプリや動画配信、親への進捗状況のお知らせなど、基本機能はチャレンジタッチとほぼ同じ。すでにお気づきかと思いますが、スマイルゼミと進研ゼミは内容が丸かぶりしています。料金にも大きな差はありません。
スマイルゼミと進研ゼミの違いは、

  • スマイルゼミのほうが淡泊(進研ゼミは賑やか)
  • スマイルゼミに添削問題はない
  • 努力賞ポイントとプレゼントはないが、ポイント制度はありご褒美アプリがもらえる
  • スマイルゼミのパッドには表と裏両方にカメラがついている(進研ゼミは表に1つ)
  • 専用タブレット代が必要(進研ゼミは6か月以上の契約で無料)
  • タブレットケースがおしゃれ
  • 子どもへのメールが楽しい

進研ゼミにも子どもの進捗状況に応じたメールやスタンプを返すことができますが、文字制限もあり、簡易なやり取りしかできません。その点スマイルゼミはLINE風なので会話が成立します。やりとりをすべて見ることができるので、視覚的には親子間のメールはスマイルゼミのほうが楽しめます。

タブレットが壊れた時の保証ってどうなの?

小学生向け専用タブレットとはいえ、扱うのは子ども、タブレットは精密機械、ということで壊れてしまう可能性もゼロではありません。もし普通に使っていて壊れてしまった時の保証についてもチェックしておきましょう。

進研ゼミ チャレンジタッチの場合

保証なし
本体14,800円+手数料2,000円

保証あり
1,836円(1年)+交換費用3,240円

1年目に関しては初期不良のような自然故障に限り、1回だけ無料交換ができます。
壊れにくい仕様ですが、壊れた時のダメージが大きいので保証をつけておくことをおすすめします。入会時にしか加入できないので注意してください。

スマイルゼミの場合

保証なし
39,800円(税抜)

保証あり
3,600円(税抜/1年)+6,000円(税抜)

メーカー保証1年があり、1年目の初期不良、自然故障は無料で修理。保証サービスに入っていれば、サポート期間中1回は交換できます。サポートは1年更新なので、年に1度は壊しても交換してもらえるということでしょうか。
壊れた時の出費は進研ゼミより高いので、念のために保証をつけておくことをおすすめします。

まとめ

チャレンジタッチが向いている子は?

  • 賑やかな説明が好き
  • 記述式の添削問題をさせたい
  • タブレット代は負担したくない(6か月以上継続の場合)
  • 大手の安心感が欲しい

スマイルゼミが向いている子は?

  • シンプルで落ち着いた雰囲気が好き
  • 添削問題はなくてもいい
  • きれいな写真を撮って遊びたい
  • LINEのやり取りをしたい

 

※価格については2018年2月現在のもの。表記がない金額は税込です。

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