春といえばお花見!という方も多いのではないでしょうか。満開の桜の下で食べるご飯は格別ですよね。あなたならどんなメニューを持っていきますか?今回は家族連れでも気軽に行ける、福山市神辺町の桜の名所「吉野山公園」をご紹介します。
山に咲く桜「備後吉野」をめでよう

公園名:吉野山公園
所在地:福山市神辺町川北
開園時間:常時開園
駐車場:無料駐車場あり 満車の場合近くに有料駐車場あり
電話:084-963-2230
神辺駅から徒歩20分の神辺城跡に隣接する公園が吉野山公園です。車で行く場合は、神辺駅前から国道313号線を北に進んでいくと右側に吉野山公園の案内板があります。ところどころに案内板が立っているので道を間違えることはありませんが、道は広くはないので運転はゆっくりペースがおすすめです。カーブと登り坂を走り、国道沿いの看板から5分ほどで吉野山公園に到着します。
黄葉山と日笠山とのあいだから神辺町が一望できる、昔ながらの公園です。黄葉山と日笠山一帯にはソメイヨシノを中心としてヤエザクラやヨシノザクラなど数百本の桜があり、紀州吉野を思わせる風景から「備後吉野」と呼ばれています。桜の名所として神辺町民の憩いの場であり、毎年多くの花見客でにぎわう公園です。
「神辺町」の項「吉野山公園」http://t.co/OkmlED4PEn pic.twitter.com/DqKdVOuMyu
— Wikipedia画像 (@wikipediapic) 2014年5月3日
神辺町の歴史にも触れてみよう
所在地:福山市神辺町川北6番地1
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合翌日)
年末年始(12月28日~1月3日)
入館料:無料
駐車場:無料駐車場あり
電話:084-963-2361
神辺城跡へは、吉野山公園から整備された山道がつながっており気軽に行けます。神辺城は1335年頃に築城され1619年に福山城ができるまで備後の中心として栄えていました。眺望がよいため、夜景のスポットとしても知られています。その神辺城をはじめ、神辺町の歴史に触れることがきるのが福山市神辺歴史民俗資料館です。
広島県内でも有数の遺跡密集地である神辺町内から発掘された遺跡や、近現代の民具などが主に所蔵されています。展示されているのは旧石器時代から昭和前期までの資料です。旧石器時代の石器や古墳の副葬品からは、神辺城築城の前から神辺町には大きな集落が形成されていたことがうかがえます。また、戦国時代の兜や染色織物の道具などは、当時の人々の暮らしぶりを知ることのできる資料です。
時間に余裕のある方は、吉野山公園から少し足をのばしてみませんか。
神辺城跡に行って来た。私が生まれ育った町、愛おしき神辺町の夕日・・・とはまた違う面白さがある、神辺の歴史と変遷を調べるぞ。まずは神辺本陣に突撃する所からはじめたい。おそらく名のある大名が参勤交代の途中泊まっていたはず・・・? pic.twitter.com/Kxh2XwaFvn
— ぴて (@pite0612) 2018年1月7日
お花見をしながら山の空気を吸い込んでリフレッシュ!
吉野山公園は国道から少し入った山の間に位置し、人里を離れた雰囲気の静かな公園です。お花見シーズン以外に足を運んでみると、公園内で体操をしたり、公園周辺の山道を散策している方々がいました。神辺城跡につづく道は登山道に似ており、道案内や史跡の看板がところどころにあるので、看板を見ながら歩いてみるのも楽しいでしょう。
神辺城跡は眺めがよく、夜景のスポットとしても有名です。夜に行く場合は、念のため懐中電灯などがある方がいいでしょう。吉野山公園内にはジャングルジムやすべり台、ブランコなどの遊具と公衆トイレや水道も設置されているので、子ども連れでも安心です。食べ物や飲み物は持参することをおすすめします。山が近くゆったりとした雰囲気の中で深呼吸をしてみると、自然からパワーをもらえる気がしますね。
まとめ
吉野山公園は、福山東インターチェンジから車で約15分のところにあります。福山市神辺町の2つの山の間にあるお花見スポット。「備後吉野」と呼ばれる桜と山のコントラストと、神辺町の歴史を、あなたも見てみませんか。