福山からも近い!尾道の千光寺公園の桜を見に行こう!




春と言えば桜です!
備後地域にも桜の名所はいくつもありますが、その中でもずば抜けた知名度を誇るのが尾道の千光寺公園。日本のさくら名所100選に選ばれたこともあります。
今回は尾道・千光寺公園の桜についてご紹介します!

千光寺公園はどこにある?

名称:千光寺公園
住所:広島県尾道市西土堂町19
入園料:無料
駐車場:70台(1日600円 8:30~17:30)※臨時駐車場が設置される場合は222台駐車可能
トイレ:あり
問い合わせ先:尾道市観光課 0848-38-9184

千光寺公園は桜の名所として広島県内はもとより全国的にも有名で、例年10万人もの人が訪れるお花見スポット。屋台や売店も登場し、桜の頃には大勢の人でにぎわいます。また桜もソメイヨシノを始め、シダレザクラやヤエザクラなど約1500本が公園を彩ります。
入園料はかからない上、敷地内には遊具もあって、大人から子どもまで気軽に楽しめる桜の名所です。

ロープウェイで空中散歩が楽しめる

千光寺公園は小高い山の上にあり、市街地から直接千光寺公園に行けるようロープウェイが設置されています。
このロープウェイを利用すれば、空からの桜を楽しみながらの空中散歩も可能。公園の頂上には展望台があり、桜、尾道の町並み、瀬戸内の風景を一度に楽しめます。

夜はライトアップされて大人の雰囲気

桜の季節は期間限定で、俳句の書かれたぼんぼりで園内がライトアップされるので、幻想的な夜桜が楽しめます。なぜ俳句なのかというと、尾道は文学と縁が深く、江戸時代には松尾芭蕉や十返舎一九が訪れ、近代では志賀直哉や林芙美子も滞在していたことから「文学のまち」としても知られているため。
夜の頂上展望台からの夜景は「夜景100選」にも選ばれるほどの美しい眺めとして、デートスポットとしても有名です。

 

千光寺公園の近くには名所がたくさん!

この公園は、桜のほかにも見所がたくんさありますので一部をご紹介しましょう。

文学のこみち

千光寺公園から千光寺へ続く遊歩道には、尾道ゆかりの作家・詩人の作品の一部が自然石に彫られ、文字碑として並んでいます。「放浪記」で知られる林芙美子の「海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい」は特に有名。

尾道市立美術館

公園内には美術館もあり、小林和作や平田玉縕などの作品が展示してあります。館内にはカフェやミュージアムショップもあり、一休みにおすすめです。

千光寺

公園の名前にもなっている千光寺は、朱塗りの本堂「赤堂」や、断崖絶壁の上にあって江戸時代より時刻を告げる「鐘楼」が特に有名。初詣のスポットとしても知られており、毎年多くの参拝客で賑わいます。

まとめ

古い町並みが残る尾道は、福山からふらっと行ける距離。尾道中心部は道が狭く、桜の季節は混雑しがちなのでJRの利用がおすすめです。千光寺公園は駅からのアクセスがいいのもメリット。
桜だけでなく、初夏にかけてはツツジ・フジなどが公園内を彩るので、瀬戸内の美しい「海が見える」風景を楽しみに行きませんか?

執筆:hm190103

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