福山の中学受験事情! 志望校はどう決める?

福山に私立の小学校は3つしかないので、福山では公立の小学校に通うのが一般的です。しかし中学となると国公立・私立含め市内に7校、周辺地域にまで通学範囲を伸ばせばもっと選択肢が広がります。
福山の小学生は、どのあたりを受験するのでしょうか? 中学受験が当たり前な公立小に在籍する保護者から見た、福山の中学受験情報をご紹介します。私の肌感なので、実際とは少しズレがあるかもしれませんのでご了承ください。

福山の6年生の約12%は国公私立の一貫校に進学

福山市は中学受験に熱心な地域と言われていますが、それでも市内での進学熱には差があります。たとえばうちの子が通う小学校なら6年生の半数以上が受験をし、3分の1が地域の公立中以外に進学します(校区外の公立中進学も含めて)。しかし、隣の小学校ではほぼ100%が公立中へ進学。

なので、ちょっと具体的な数字を調べてみました。上の子の学年で比較したので少し数字が古いですが、福山市で2016年度の6年生の数は4,323人、2017年度の公立中の1年生の数は3,818人(2016年度広島県学校統計調査及び2017年福山市教育委員会調べ)。同じ年に生まれた子たちの人数を比較しましたが、公立小の卒業生より、公立中へ入学した子どもの人数の方が少ないことがわかります。この年の場合、福山の公立小を卒業し、公立中に入学しなかった子は505人。この505人が全員受験をした、というわけではないでしょうが、福山市内には国公私立の一貫校が7つあるので、1校当たり100人ずつ募集しているとすると、700人。そのうち周辺地域から入ってくる子、福山にいながら市外の国公私立に行く子などを考えると、500人は妥当な数字と言えます。割合にすると11.7%。ただしこれは全体に対する割合なので、地域によってはもっと多い・少ないと感じるものです。

県東部は中高一貫校の数が多いので、進学の選択肢が多く受験が盛んな地域です。また岡山県西部も通学範囲内になるので、岡山方面に進学する子も少なくありません。

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トップ校ってどこ? 広島県東部の中学校偏差値

岡山西部を含む主な県東部の中学校の偏差値を見てみましょう。

71~69 広大附属福山
69~61 広大附属三原
64~58 市立福山、近大附属福山(難関進学)
56 福山暁の星女子、近大附属福山(文理進学)
54 盈進
52~50 英数学館、銀河学園、金光、清心(岡山)

(トライ教育情報センター及び家庭教師のエージェントを参考に作成)

県東部では附属とつく学校が2つありますが、「附属」といえば一般的には広大附属を指します。

広大附属は東大・京大への進学率では県内でも1、2位を争う超進学校であり、学年の半分は東大・京大・早慶を始めとしたトップレベル大へ進学します。県内どころか、国内でも有数の進学校なんですね。生徒さんのレベルの高さは体育祭や文化祭からもうかがい知れます。附属はオープンスクールを実施していないので、志望している方は体育祭・文化祭をチェックしてみてください。

偏差値的には、市立福山、近大附属が来ています。進学実績も市立と近大はトントン。学力的なことを考えれば、市立・近代(の難関コース)は附属の受け皿のような立ち位置。こうしてみると、附属が福山でのトップ校、次点が市立、近大と言えるでしょうか。

私たち母親世代からすると、金光や暁の星は難関私立として名を知られていましたが、少子化の影響かかつてより偏差値は落ちてきているような印象です。福山では盈進、暁の星あたりが中堅上位校、英数学館、銀河、金光あたりが中堅校の位置づけ。とはいえ、暁の星、金光のような伝統ある私立には有名大への推薦があるので「お買い得」感はあると言えます。

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複数入試で日程が重ならないから、志望校をあきらめなくていい!

中学入試の日程は1月後半から2月にかけて集中します。かつて中学校の受験日は1日しかなく、日程が重なった場合は受験校を選ばなくてはなりませんでしたが、たとえば近大附属なら前期・後期に分かれているように、今は一つの学校でも複数回入試を行うようになっています。

また、たとえ定員割れを起こしても全員合格ということはなく、水準に満たない子は不合格となります。そのため、偏差値が低い中堅校であっても受験対策なしでは合格は難しいのです。

高校から附属に行ことは可能?


福山のみならず、全国でも屈指の進学校である広大附属福山。附属中の定員は男女それぞれ60人ずつの計120人で、倍率は実質4~5倍となかなか狭き門。とはいえ、毎年東大、京大など日本のトップ大学に数多く合格者を出している学校なので、附属を狙える成績があるなら中堅私立ではなく公立中に進学し、高校で再度附属に挑戦する、という子もいます。

ちなみに広大附属福山高校の偏差値は下限が60、高校の定員は200人ですが内部進学が120人ほどいますので、高校から入れる子は補欠も含めて80人前後です。高校から附属を狙うなら、近大全免と誠之館をすべり止めにできる学力が必要になります。

まとめ

福山のトップ校は広大附属、近大附属、福山中と言えるでしょう。公立回避を目的としているなら、この3校の下の位置づけになる中堅校が選択肢となります。偏差値が低くても学校の求める水準に満たない子は合格できないので、中堅校であっても受験を考えているなら4年生または5年生あたりから対策が必要です。

トップ校対策をしてくれる塾では、4年生あたりから対策講座が開講されます。また福山の場合、附属に大勢の合格者を出す塾はほぼ限定されているので、中学受験を考えているなら合格実績の高い塾を選ぶと、受験に関する多くの情報を得られますよ!

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