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保育所の生活ってどんな感じ?

保育所は仕事などで子どもを見ることができない親に代わって保育をしてくれる場所なので、年齢に応じたカリキュラムが行われるほか、お昼寝や給食・おやつの時間があります。基本的に食べるものは給食やおやつは地産地消が心がけられており、手作りの作り立てのものを食べられるのが特徴です。アレルギーや体調が悪いときの食事にも対応してもらえます 。
3歳(年少)以上の様子
午前中外遊びやお部屋での活動をして、給食後はお昼寝をし、起きたあとはおやつを食べて帰ります。給食はおかずだけなので、ごはんは各自お弁当箱に入れて持参です。親の体調が悪くてごはんの用意が出来ない時には、お米の持参や代金の支払いで対応してもらえますが、保育所によって対応が異なります。
年長になると秋の運動会の終了後から、おひるねの時間がなくなってきます。小学校入学に向けて午後の活動ができるように、遊んだりひらがなの練習をしたりしながら入学準備にそなえます。
3歳(年少)未満の様子
基本的には3歳以上の活動スケジュールと同じですが、午前中におやつの時間が増えます。3歳未満に関しては保育所によって受け入れ可能年齢が違うので、希望の保育所の対応年齢を確認しておきましょう。
福山市の保育所の休みはどうなってるの? 延長保育は?

保育所の休みは基本的に日曜日と祝日・正月、土曜日午後です。それ以外の日は保育をしてもらえるので、働く親にはありがたい存在です。長期休みがないのも保育所のメリットですが、3月31日~4月2日とお盆は給食がありません。ただし、お弁当の持参で保育をお願いすることは可能です。
どの保育所も延長保育は行っていますが、最終時間は保育所によって違います。
また、台風・大雨・大雪などの警報が出た時も預かってもらえるので、会社を休む心配は不要です。
福山市の保育所の行事はどのくらいあるの?

保育所の行事ですが、毎月お誕生日会があり、先生たちが出し物をしてくれます。
季節に合わせた行事も多く5月にこどもまつり、7月に夏祭り、8月には平和学習、9月には祖父母参観日、10月に運動会、12月に発表会やクリスマス会、1月にはお餅つき、2月には春を迎える会、お茶会、3月にはお別れ遠足など、もりだくさんです。
春の参観日では「給食の試食会」が計画されていて、毎日子どもたちが食べている給食を少しだけ食べることができます。
そのほか、年齢にあわせて、たまねぎや芋などの植え付けや収穫作業も体験できます。
年長になると月に数回、米とぎの体験があり、自分で研いだ米で給食を食べます。学区の小学校の運動会や敬老会、文化祭などに招待されるので、地域の人との触れ合えるだけでなく、小学校の様子を知ることのできるいい機会です。
保育所の役員の負担はどのくらいあるの?

役員はクラスから3人~4人選出されますが、主な内容は毎月の資源回収のお手伝いと運動会で使う小道具出しのお手伝いです。保育所によっては、お餅つきやお茶会のときのお手伝いをお願いされることもあります。
資源回収は担当月が決まっており、回数は年1~2回程度ですが、子どもたちの保育所での様子を見ることができる機会です。運動会の時にはわが子のがんばりを一般の保護者よりも近くで見ることができます。
公立と私立の違いって、どんなところ?

私立の保育所では独自のカリキュラムを持っていて、リトミックや運動、鼓笛隊や英語教育などの指導時間が組み込まれています。また、体操服やスモックなどの規定があり購入が必要になりますが、公立では年齢を区別するための色違いの帽子を各自購入することになります。
公立には私立のような特色あるカリキュラムはないぶん、ゆったりとした保育を受けられるのが特徴です。
まとめ
福山市の保育所の様子についてお伝えしました。一日を規則正しく生活できて楽しい行事もあり、美味しい給食を食べられる保育所は、働く親にとって強い味方になってくれます。
気になる保育所があれば、積極的に開放園庭などに出かけてみましょう。保育所の雰囲気がつかめるのでおすすめです。
執筆:はるか