夏の車は熱い!
気温が軽く30度を超える炎天下に置きっぱなしの車は、特に色の濃いものだと60度に達することも。大人でも真夏の車内には10分といられません。
とはいえ、真夏の炎天下に駐車せざるを得ないこともありますよね。そんな時のために、車を早く冷やす方法を知っておくと便利です。
エアコン停止から何分で危険な温度になると思う?

コンビニに到着しました。
「ちょっとお金下ろしてくるから」
というので、ドライバーはエンジンを切って車を出ていきます。何分で命が危険な温度になるでしょうか?
答えは15分です。
JAFの調査では、エアコン停止から15分で熱中症指数が危険レベル(大人の場合)になることがわかっています。
エアコンをつけとおけば真夏の車内も26~27度くらいにはなりますが、28度から熱中症患者が急増するので「エアコンをつけておけば大丈夫」というわけではありません。特に子どもは体温調節の機能がまだ未発達なので、よく寝ていても短時間でも、真夏の車内に置きっぱなしにしておくことは危険です。
また、真夏ではなくても4月~10月くらいまでは、天気のいい日は車内温度が上がりやすいので要注意。
熱々の車を素早く冷やすテクニック

ここからが本題です。
ショッピングセンターや病院、プールなど、とにかく炎天下に車を置いていると車は熱々になっています。でもこれに乗らないと帰れませんよね。
そんな時は、
- エアコンをつけた状態で窓を開けて走る。エアコンは外気導入、最大パワーで。
2分程度で50度台の温度が20度台にまで下げられます。
車内が冷えてきたら内気循環に切り替えます。 - 一か所だけ窓を開け、反対側のドアを5~6回開け閉めする。
あまり強くする必要はありません。 - すべてのドアとトランクも開けて空気を入れ替えする。
ちなみにサンシェードは1時間を超えてボディが熱くなると効果を発揮できないので、サンシェード過信は危険ですが、選ぶなら光を跳ね返す白や銀で厚みのある物がおすすめ。遮熱効果が高めです。
チャイルドシートには冷却スプレー

チャイルドシートは子どもを守るため、包み込むような設計になっています。熱々になっているところに座らせるのは本当にかわいそう。
そんなときは冷却スプレーが効果的です。専用のものもありますが、殺虫成分が入っていない冷却凍結殺虫剤なんかも使えます。
我が家で使っていたのはコレ。本当に氷が出てきます。肌に直接つけると凍傷になるので危険です。
定番の冷却ジェルや冷感シートなども取り入れてみましょう。
超定番商品ですね。うちにもありました。赤ちゃんは汗っかきで熱がりなので、夏のお出かけにひんやりグッズは必須アイテムです。
まとめ
温暖化著しい昨今、夏の車が熱々になるのはしかたがないこと。だから、素早く冷やすコツを知っておきましょう。
チャイルドシートを冷やすには冷却スプレーが効果的ですが、ガスを使用しているので車内に置きっぱなしにはしないでください。危険です。