子どもの習い事としてメジャーなスイミングですが、競泳にステップアップするのでなければ、どこかで区切りをつけなくてはなりません。
みんなどこらへんで区切りをつけているの?
子どもをルネサンスに通わせて10年の私が調査してきました。
授業対策なら、平泳ぎが目安

水泳の授業で困らないことが目的なら「平泳ぎができるようになったら」。
我が家はルネサンスに通っているのでルネサンスのカリキュラムしか知らないのですが、おそらくどこのスイミングスクールでも「クロール→背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ」の順番で習うのではないかと思います。
「背泳ぎのほうが先なの? 平泳ぎのほうが簡単そうに見えるけど」と思うかもしれませんが、平泳ぎの足の使い方は普段の生活では行わない運動なので、マスターするのが意外に難しいことと、バタフライは平泳ぎの発展形であることから、平泳ぎ→バタフライの流れになるんですね。
小学生が水泳の授業でバタフライをやることはありません。
だから、平泳ぎができるようになったところで辞めても、学校の水泳対策としては十分。平泳ぎまでは、2~4年くらいで到達します。※個人差あります。
小学校に入ってからスイミングを始めても、高学年の目標である「25m泳ぎ切る」には十分間に合うので大丈夫。
ちなみに小中学校の水泳の目標は
1・2年生 | 3・4年生 | 5・6年生 |
水に慣れる遊び 浮く・もぐる遊び |
浮く運動 泳ぐ運動 |
25m~50m程度を目安にしたクロール・平泳ぎ |
となっています。
参考:静岡県総合教育センター
受験があるなら、4年生あたりが目安

難関校を受けるなら、4年生あたりから本格的な受験体制に移行することになります。だから、3年の終わり、4年の終わりあたりで習い事を見直す子は多いようです。
年少さんで始めていれば4年生の時点でスイミング歴6年。小学校入学と同時に始めても3年のスイミング歴があります。高学年で必要な「クロールまたは平泳ぎで25m泳ぐ」のうち、少なくともクロール25mはできるようになっているので大丈夫。
受験をしなくても、塾やほかの習い事との兼ね合いで4、5年生あたりで辞める子は多いです。
小学校卒業

園児~小学校低学年のころは多かったスイミング友達も、学年が上がるにつれてどんどん減っていきます。そして最後の「目安」ともいうのが小学校の卒業。中学生になるにあたり、生活がガラリと変わるため小学校の卒業をジュニアスイミングの卒業にする子は多いです。

まあ、こういう子もいます。
ジュニアスイミングは中学生まで
一般的にジュニアスイミングは中学生まで。
高校生になってから水泳を習おうと思うのなら、スポーツクラブの成人クラスに入ることになるでしょう。
息子によると、中1・中2は見かけるけど中3はほとんどいないとのことです。小学校卒業で辞めない子も、中学生のどこかで区切りをつけ辞めることになります。
競泳選手を目指したい場合は?

通っているスクールに競泳クラスがあれば、コーチに相談するのが一番です。または競泳クラスを持っているスイミングクラブに移ります。
まとめ
以上のことから、
- 平泳ぎができたら
- 4年・5年あたり、高学年になって生活スタイルが変わってきたら
- 小学校を卒業したら
この3つがスイミングを辞める主なタイミングと言えるでしょう。逆に、この3つをスイミングを始める際の目標に置くと、子どもからの「いつまでやったらいいの?」という疑問に答えることができますね。目標がないとモチベーション維持も難しいですし、習い事はお金もかかりますからね。