大学入試はマーク式から記述式へ! 小学生のうちから高めておきたい作文力




2020年から大学入試は大きく変わります。
現在のセンター試験はマーク方式ですが、2021年1月から実施される大学入学共通テストでは国語と数学では記述式が採用されます。また、大学の入試問題も「はい」「いいえ」で答えられる内容から「なぜそう思うのか」という、考え方を深く探るタイプの問題へ移行しつつあります。

つまり言いたいことを言葉にし、わかりやすく、説得力のある文章として組み立てる能力が求められるようになってきているのです。
これは大学入学後にレポートや論文を提出する際にも必要になってくるスキル。

今回は、作文能力を小学生のうちから高めておきたい理由とその方法についてご紹介します。

記述力は小学生のうちから対策したほうがいい理由

小学生のうちから記述力対策をしなければならない理由として、まず記述力は国語力と比例する、ということが挙げられます。この国語力は語彙の多さだけではなく、複雑な言い回しなども含めた総合的な日本語能力のことです。
どんなに聡明な子でも、ほとんどの小学1年生は大人向けの本を、たとえ大人が読んで聞かせてもそのままでは理解できませんし、大人のように理路整然と話すことができません。国語の能力はどれだけ文章を読み、自分の中に語彙や言い回しの引き出しを持っているかに左右されます。
そして国語力は短期間で身に付くものではなく、時間をかけて蓄積していくタイプの力です。もちろん時間だけかければいいものではなく、読むべき文章の質の高さも必要です。

また読解力は問題文や出題意図を読み取る上でも、非常に重要なもの。難関校を目指しているなら、早いうちからの対策が必要です。

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低学年のうちは作文を書くより、読書を優先

記述力はアウトプットの能力なので、まずはインプットしなければ発揮できません。だから子どもの記述力を鍛えるなら、低学年のうちは作文をたくさん書かせるよりも読書を優先させましょう。
語彙や文章の言い回しを蓄積することが大切なので、マンガや絵本、図鑑、雑誌、新聞などは含みません。説明文にしろ物語文にしろ、字がメインになっている本を読むようにします。
子どもの興味次第ですが、個人的には読み物よりは物語のほうが「実際には存在しないもの」を想像する能力が必要になるので効果が高いと思います。

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ムトウ

捕食者とエサが出会う物語。最後はほっこりハッピーエンドなので安心して読めます。登場キャラの心の交流に涙。

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アニメやミュージカルにもなっている有名な冒険譚。好きなキャラや好きなシーンを語るだけで読書感想文が完成する、小学生御用達の小説です!

 

正しい文章を組み立てるトレーニングを受けよう

読書によって国語の力が上がってきても、作文はトレーニングなしではスキルアップができません。小学校での作文指導は十分なものとは言えませんし、作文の癖はどんなに見直しても自分では把握しにくいので、作文のプロに添削してもらうのがベストです。

Z会小学生コース専科作文(5・6年のみ)

通信教育大手Z会には、作文だけをトレーニングしてくれる講座があります。毎月1回テキストと添削問題が届くのは本科と同じ。作文が苦手な子のために、作文を書くための具体的なやり方を丁寧に教えてくれるのが特徴。また問題はテキストに3問、添削1問と週に1回程度の学習でOKだから、塾や習い事が忙しい子でも取り組めます。

Z会にはこの作文以外にも、英語、公立中高一貫校適性検査といった「専科」がありますが、専科だけを受講することが可能です。本科を受講しなくてもOKなんですが、専科だけの資料は存在しないので、資料請求はお子さんの学年の資料を請求してくださいね。

作文力に特化したブンブンどりむ

ブンブンどりむは作文添削だけの通信講座作文の基礎から中学受験に必要な作文対策までOKと、小学生の作文力養成に特化しているのが特徴です。
テキストを見ながら文章の組み立て方を学び、日記、読書感想文、物語文など1年間で30以上のテーマに取り組むため、どんなお題の作文でも書けるようになります。提出は月2回、丁寧な個別指導で子どもの作文能力を大きく伸ばしてくれると利用者から高く評価されている講座です。アンケートでは、利用者の8割が利用開始から1年以内に効果を実感しています。本気で作文力を上げたい子にぴったりです!

公式サイトから無料体験キットをもらえます。

まとめ

作文力を伸ばすには、まずは読書をする習慣をつけましょう。国語の成績と作文が書ける能力は別物なので、作文力を伸ばすにはトレーニングが必要ですが、プロによる添削指導を受けるのが作文力養成には効果的です。
小学生のうちから作文力を鍛えれば、受験での小論文も怖くなくなりますし、社会人になっても高い文章作成能力は必要となります。子どもの財産になる作文力を正しく身につけさせてあげましょう。

私は文章を書く仕事をしていますが、学生時代の読書の貯金で生きているなと思います。
たくさん本を読んでいてよかったなー。

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