初めて子供の卒業式に出席するとき、どんなコサージュを付けたらいいか迷いませんか?
コサージュがあるのとないのではイメージもだいぶ変わります。
今回はコサージュを付ける位置、素材や色選びのポイント、注意点とブローチを付ける場合についてご紹介します。
卒業式向けのコサージュの選び方は? 素材や色選びのポイント

卒業式向けのコサージュの色はベージュや薄いピンク、薄い紫、薄い水色、ライトグレーなどです。
濃い色のスーツで出席することが多い卒業式は、コサージュを淡い色にすると上品に見えます。原色のような派手なコサージュはパーティー向きで卒業式には向きません。
卒業式と入学式を同じスーツで出席する場合でも、コサージュを変えるとイメージも変わります。
入学式向けのコサージュの色は薄いピンク、オレンジ、イエロー、オフホワイトなど春を感じさせる華やかな色です。喪を表す真っ黒は卒業式や入学式のような式典には向きません。
コサージュは生花、造花、プリザーブドフラワーなど多くの種類があります。生花の場合は、生花店に依頼することになるので、作ってもらえるか問い合わせてみましょう。当日、または前日に取りに行く必要があるので、近場でお願いしておくと便利です。
卒業式はフォーマルな場なので、コサージュを選ぶときにはフェルトや麻などのカジュアルなものは避けましょう。
通信販売などで、コサージュのキットも販売されています。手作りが好きなら、オリジナルのコサージュを作ってみてはいかがでしょうか。
コサージュの付けるときの3つのポイント

- コサージュは左に付ける
コサージュは、左右どちらに付けても間違いではありません。人の視線は右に行きやすいので、自分の左胸に付けると華やかです。 - 高さは鎖骨あたり
襟のあるジャケットには鎖骨近くの襟部分に、襟のないジャケットには鎖骨あたりにつけると目線が上に行くので、スラっと見えます。
着ていく服を床に置き、コサージュを何カ所かに置いてバランスを見てみましょう。付ける位置で印象が変わるのが分かります。 - 向きに気をつける
向きに迷った場合は購入したところに聞いたり、何回か角度を変えて付けて、コサージュがきれいに見える向きを試したりしておきましょう。
卒業式に出席する前に一度、コサージュを付ける高さや向きを確認しておくと安心です。
コサージュの代わりにブローチを使っても大丈夫?

卒業式にはコサージュではなく、ブローチを付けてもかまいません。
コサージュはお祝いごとに使うことがほとんどで、使用が限られてしまいますが、ブローチは普段からバッグや帽子、ストールなどに付けて使用もできます。
大きさもコサージュのように大きくないので付けやすく、卒業式にブローチを選ぶ人もいます。
ブローチを付けるときは、コサージュのときと同様に左右どちらに付けても間違いではありませんが、左に付ける場合がほとんどです。試しに何カ所かに置いてみてバランスをみてから付けましょう。
ブローチはカジュアルになりがちですが、素材にパールを選べば卒業式にふさわしくなります。また通信販売などでブローチのキットが販売されていまるので、オリジナルブローチを手作りしてみてもいいでしょう。
まとめ
コサージュを付ける位置や、素材や色、注意点とブローチについてご紹介しました。
学校によってはその学校のカラーがある場合もありますので、友達や先輩などに聞いてみると安心です。卒業式はあくまでも子供が主役なので親が派手になりすぎないように注意しましょう。
執筆:チベッタ