年末が近づいてくると、用意しなければならないのが年賀状ですよね。
年賀状はこちらのエントリーでも紹介したとおり、早めがお得。ところで、年賀状サービスともに年賀状作成ツールを用意しているものですが、なんだかちょっと使いにくいし、うまくいかないこともある。第一、デザインの使い回しができなくてちょっと残念。
そう思っている人のために、今回は無料かつ超簡単に素敵画像を作れるCanvaと、格安印刷サービスを使った年賀状の作り方をご紹介します。もちろん自宅で印刷もOKです!
年賀状のテンプレート名は「japanese new year」
Canvaにログインすると、テンプレートを探す検索窓が現れます。サイズは「はがき」で指定してから、テンプレートを探しますが、年賀状と打っても出てこないので注意。japanese new yearで検索してみてください。
もともと海外製のツールなので、名刺や年賀状といった日本独特のテンプレートは少なめなのですが、時間がたつほどにテンプレート数は増えます。また腕に覚えがある人はアイテムを組み合わせてデザインを作ってもOKですね。
Canvaで年賀状を作ってみよう!
では、Canvaで年賀状を作ってみましょう!
まずログインして、はがきサイズを検索。

左側のテンプレート検索窓に「japanese new year」を入れてテンプレ検索。

今回はお試しなので、適当なものをチョイス。
実は、赤ちゃんと左側の花の画像は有料のものなので、購入せずにデータをダウンロードすることはできません。ので、この2つは変更します。
まず、右側の赤ちゃんの画像を変更しましょう。
手元の女の子と変更してみます。パソコンのフォルダ内にある女の子の画像をつかんで、Canvaの左側の「アップロード」という部分にドロップします。すると、ローカル画像がCanva内にアップロードされます。完全にアップロードされたら、今度はその画像をつかんで右側の赤ちゃんのあたりに置いて、ぐりぐりと(つかんだまま軽く左右に振る感じ?)なじませます。すると、画像が置き換わります。画像のサイズを変更したいときは、その画像の上のあたりでダブルクリックをすれば、画像のサイズの変更が可能です。これは、写真以外でも同様。
次に、左側の有料の花模様を無料の梅の画像に変更。
門松を探してみましたが、Canva内には有料の門松しかありませんでした。こういうときは「いらすとや」を探すのがベストです。いらすとやのイラストは透過処理がしてあるので、背景がなんであってもなじむので重宝しますが、今回は省きます。
最後に、テキストをいじってデータの完成。

続いて、印刷用のデータダウンロードをします。
格安印刷を使っての印刷には、PDF入稿が一般的です。なので、右側でダウンロードを選び、形式をPDFにします。この時「トリムマークつき」を選ぶのがポイント。トリムマークをつけていないと、印刷会社に入稿してもエラーで印刷が止まってしまう可能性が高いからです。
ダウンロードしたデータに間違いがなければ、これを印刷してくれる業者に入稿しましょう。
とても簡単。
もちろん家での印刷にも使えます。
おすすめの印刷会社は?
広報時代に、広報誌及びフライヤーの印刷発注先として、ラクスルとプリントパックを使っていました。
ラクスルは初めてでも使いやすいのがポイント。
普段から印刷発注に慣れていないのなら、ラクスルをおすすめします。なぜなら入稿作業が楽だから。基本的に始めて使う人のことを意識して作られているので、ユーザーチェックなし完全おまかせ入稿にしても、やはり文字切れ・画像切れなどの可能性があると連絡をしてくれます。ユーザーチェックありにしておけば、出来上がり見本のデータを送ってくれますので、「こんなふうになるんだね」というのを確認できます。
初めてでも迷うことなく印刷ができるのがラクスルです。
プリントパックは、印刷データ作成や業者発注に慣れている人ならおすすめ。いちいち確認はせず、入稿したデータをそのまま印刷してくれます。
ラクスルとプリントパックだと、ラクスルのほうが元データと比べてやや暗め、プリントパックはやや明るめに印刷されます。もっとも、印刷物とディスプレイで見る写真って、色を再現する技術がまったくの別物なので、違ってしまうのはしかたがないのです。
年賀状を頼むなら11月末までがお得!
さて、年賀状ですが。
頼むのなら、早ければ早いほどお得です。年賀状の印刷自体は9月ごろから受付が始まっていますが、ラクスルの場合、
10月末までに頼めば30%オフ、11月中は28~22%オフという感じ。早ければ早いほど割引率が高いので、早く頼んでもOKという人はできるだけ早く頼んじゃいましょう。
ラクスルには無料で使えるテンプレートもそろっているので、Canvaのテンプレート少なすぎッと思った人は、チェックしてみてくださいね。ラクスルのテンプレートを使えば、データダウンロードなんてしないでそのまま印刷できてしまうのでラクチンです。