公立の場合、例年3月20日ごろに人事異動が発表になるため、3学期の終業式にあわせて離退任式を行う学校も少なくありません。
私が現役小中学生だった平成前期は新学期に入って、旧職員の離退任式を行っていたものですが…それはさておき、お世話になった先生が転勤! 保護者は何かするべき? というか、そもそも校内のセレモニーなのに保護者が参加してもいいの?
という疑問にお答えします。
小学校の離退任式に保護者の参加はOK

校内のセレモニーではありますが、保護者の参加もOKですし、ほんの少しですが保護者席だって用意してあります。
お世話になった先生が異動する場合、お会いできるのはこれが最後のタイミングになることが多いので、気になる方は参加しましょう。
ちなみに先日卒業したばかりの6年生の参加もOKです。例年多くの卒業生が先生にお別れの挨拶にやってきますよ。
離退任式の服装は?
保護者の服装ですが、卒業式のようにかしこまる必要はなく、普段着でOKです。
卒業生は、私服・小学校の制服・中学校の制服様々ですが、わりとその学校ごとのルールが存在するようです。〇〇小の卒業生は私服が多いとか、△△小の6年生は中学校の制服を先生に見せに来るとか。
「もう卒業しているのに小学校の制服?」「まだ入学していないのに中学の制服?」など、親としては判断に迷う部分もありますが…、迷ったら地味目の私服でもいいのではないかと思います。
お花は用意するべき? 用意するとするなら、だれが用意するの?

離退任式では、PTAが異動・退職する先生に対しお花を用意しているところもありますが、それとは別に気持ちとしてお花を用意するのはいいんじゃないでしょうか?
クラス内に連絡網があり、他の保護者と連絡がつく場合には保護者がお金を出し合ってお花を贈ることもあります。異動に関しては人事異動の発表を待たないとわかりませんが、定年など、前もってわかっている場合は2月ごろにクラス役員さんが連絡プリントを回して最後の参観日にお花代を集め、離退任式にお花を用意する…というのがたぶん基本的な流れです。
基本的に保護者やクラス単位でのお花の用意は自発的なものになるので、ないことも珍しくありません。またこのあたりは、学校によってルールが設けられている可能性もあるので、1月から2月にかけて、コソっと先生やほかの保護者に確認してみるといいでしょう。

以上、現場からのリポートでした!
離退任式の案内は学校で配られます。お世話になった先生にお礼が言いたい保護者・卒業生は参加OKです。最後にきちんとご挨拶してお別れしましょう。
お花はあってもなくてもOKです。
ソラが2年生の時、クラス役員さんが保護者からお花代を集め、担任の先生に終業式で渡す段取りをしてくれました。担任の先生は異動になってしまったので、結果的に離退任式で花束を渡すことになりましたが…。
このとき、役員さんが先生とクラスの子全員の写真を撮ってくれました。このときの写真は3年生に進級してからもらいました。
まあ、こんなこともあるよって話です。