中学受験の自己アピール文に書いたこと




今、中1である我が子は今年の春、中学受験をしました。地方の中堅ばかりですが、3つ学校を受けて3つとも合格したのでその時の所感を。これはあくまでも我が家の場合です。

学校は学力以外も見ている

先日、子どもの通っている学校の保護者さんと、願書と一緒に出す自己アピールの話になりました。

この学校の入試問題はそんなに難しくないので、塾での自己採点では満点、という子がバンバン出ます。ということは、学力を上から順にとっていったら募集人数を超えてしまう可能性があるわけで。そこで自己アピールの登場です。これで合格者を決めているはず。でも何を見て決めているんだろうね?

我が家が受けた学校について

A校 近所の中堅一貫校 チャリ圏内
B校 地域の公立一貫校 受かったらラッキー 電車通学
C校 近所の中堅一貫校 徒歩圏内→現在通っている

学校今回はC校について話します。公立一貫校ではなく近所の一貫校にしたのは、通学に時間がかかるためです。

保護者さんは「学校のノリについていけるかどうか」、私は「学校の勉強についていく根性があるかどうか」ではないかという結論になりました。ま、受け入れる学校側もミスマッチが少ない生徒のほうがいいですもんね。

さて、じゃあ何を書いたら「この子はうちの学校に合いそうだな」と思ってもらえるか、ですが。

それがわかれば苦労はしないってもんです。ちなみに上述の事実には入学後に気付いたので、子ども同様私もノー対策で自己アピールを書いたのは言うまでもなく。ただし、このノリで3校とも合格しておりますので、私の書いたことはそんなに的外れというわけでもないと思います。

予備知識ナシの私が自己アピール文に書いたこと

自己アピール文に何を書くか?

これはもう、学校が欲しい人物像であることをアピールする、この一言でしょう。とりあえず我が子の良いところを書かねばならない。

中受する子は「成績優秀、真面目で頑張り屋さん」であることが多いです。
これをアピるならエピソードとして抜きんでる必要がある……と、今ならわかるのですが、当時はそんなことはわからないので「うちの子のいいところ? ふーむ、あれとあれとかあれとかか……」と具体的なエピソードを3つくらい思いつき、それを書き連ねました。

我が子の場合は、

  • とある競技に打ち込んでおり全国大会出場経験がある(マイナー競技)
  • 地域のボランティア活動に真面目に参加している(巻き込まれての参加だけど)
  • 学校で委員会や児童会での活動歴がある(中受する子の大半は部長、委員長、会長を経験しているので、アピールとしては弱いらしいですが、本人が楽しそうに語るので)

これに加え、たいていの学校は「わが校に進学したらやりたいこと」を書かされます。馬鹿正直に「高校入試がないので、今続けている競技を中高ぶっ通しで続けたい」と書きました。

草案は私が書き、本人が改稿したものを自己アピール欄にもりもりと書き連ねます。全体で1200字くらいなものだった気がするのですが、いざ書くとだいぶ小さな字でちまちま書かなくてはなりませんでした。大変見にくいです。トドメ、子どもは漢字を間違えました。提出後に気付きました。

まあ、記念受験だからいいのです。「あんなちっこい字で書いた自己アピール文、先生たちは本当に読むのかしらねー」などと思ったものです。
受かった学校だけでなく、受けた学校全部に同じことを書きました。一校だけは証拠写真も提示してくれというので、全国大会のパネル前で嬉しげにポーズ決めてる我が子の写真を添付。みてみて、うちの子すごいでしょ~💕(棚ボタ出場だけど)

他人にするとウザイだけの我が子自慢が惜しげもなくできるので、非常に楽しかったです。私が。

楽しい自己アピール文を書くために

中受用自己アピール文の書き方は、ものの本とか、サイトとか、塾の先生とかが教えてくれるんじゃないかなと思うのですが、「読んで楽しい文章」にするには「自分の体験談」がモリッと入っていることが大切。
私はWEBライターです。ライターとして多くのコンテンツを作成してきて思うのが、執筆者の体験、学び、失敗、そこで得た気づきなどが入っているほうが読んでいて楽しいということです。

体験談を盛り込むためには体験が必要。当たり前だけど。

我が家には高1の子どももいます。この春はW受験でした。高校の推薦入試も経験しています。
推薦の合格状況を見ていると、学力十分でも自己アピールが弱い子は落ちます。自己アピールばっちりでも学力足りてないと落ちます。難しいです。でも、「受験勉強以外の何かに一生懸命取り組んでいる」という経験は、たぶん見られます。
高校の推薦で通った子も、勉強ができる以外の取り柄を持っていました。

中受に関しては、取り柄のすごさではないんです(下の子は全国大会出場だけで入賞などはしていない)。
いや、すごいことに越したことはないんですが、たぶん、取り組んでいるということが大切。そのあたりから学校は「うちの学校のノリについていけるか」「勉強についていけるか」を判断している気がします。
それに在学中に活躍してくれれば、学校の評価アップにつながりますからね。やっぱり勉強にプラスして何か取り柄がある子がほしいはず。だから、習い事とかボランティア活動とかは、しておいて損はないんです。

もちろん合格基準は学校によります。入試の点数順に上から合格者を出していく学校もあるでしょう。これは、我が家が受けたA校、B校、C校の場合のお話。

おまけ

我が家はそこまで中受に熱心ではなく、「友達はみんな公立にいくから、落ちたら公立にいけばいいや」というノリでいました。
子どもも別に競技の練習は休まなかったし、冬休みだろうと直前だろうとゲームしたり動画見たりしていました。勉強なんてマジで週2回、2時間だけ。それも進学塾じゃないので、学校別の対策なんてゼロ。
だから受かるとは思っていなかった。

ところでC校、子どもがたまたま見ていたゆっくり解説動画に出てきたものが問題として出てきたらしく……頭ごなしに「動画ばっか見ないで勉強しなさい」はアカンなと思いました。
なお、うちの子どもによると、塾で習ったことはほとんど出てこず「興味本位で昔調べた知識が役立った」とのことです。
それでも全部受かったので。
好奇心大切。

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