小学校のバザーを手作りで! その前に知っておきたいバザーの基本のき




小学校でバザーを行っているところは多いものです。コトバンクによるとバザーとは「慈善事業などの資金を得るために催す即売会」のこと。
ところで、バザーに参加経験がない保護者にとって「何を出したらええの?」と思うものではないでしょうか。
そこで、小学校(幼稚園、保育園も)のバザーの基本や喜ばれる品、手作り品についてまとめてご紹介します。

バザーの相場ってどれくらい?

バザーは高すぎると売れないし、安くし過ぎると収益につながりません。
相場としては

バスタオル・シーツ 500~1000円
食器 ~500円
タオル ~200円
洗剤 ~200円
シャンプー・リンス・ボディソープ ~200円

こんな程度ではないでしょうか? 地域差がありますが、基本新品のものにつけられる値段としては、かなり安いのが相場です。

中古品は基本的にNGです。もらった・買ったけど使っていない新品を出します。
中古品はフリーマーケットやオークション、中古品処分サービスに頼みましょう!

売れ筋のもの、売れ残るもの

  • 洗剤
  • 油・調味料
  • タオル
  • 制服
  • 体操服
  • 園・学校指定のバッグ

消耗品系は売れ筋です。また園や学校指定のものも人気が集まります(新品買うと高いからね)。

逆に

  • 食器は賛否両論。喜ぶ人もいるし、嫌がる人もいる
  • おもちゃ
  • 何かのおまけグッズ
  • 古いぬいぐるみ

明らかに不用品と思われるものは嫌われます。ペットボトルのフタやハンバーガー店のおもちゃやグッズはバザーよりもオークション向き。

手作り品で人気なのは?

さて、ここからが本題。今までのは壮大な前フリです。

  • 園・学校指定サイズの手提げバッグ
  • シューズ入れ
  • お弁当袋
  • シュシュ
  • 飾りつきのヘアゴム

このあたりは売れ筋のよう。
ただし1つあたり10円~手提げバッグでも300円~400円程度の値段になるので、「私のバッグ安すぎ!」とドン引きしたくないなら、できるだけコストは抑えて作成するのがいいでしょう。精神衛生的に。ただし売れ残りたくなければキャラもので作るのがおすすめ。

バザー役員必見! 売れ残り対策は「お・も・て・な・し」精神をプラス

基本未使用品が提出されるバザーですが、箱に入ったままのタオルやタンブラーなどは、箱から出してブランドロゴが見えるようバラしてみたり、リボンをつけてみたり、ちょっとオシャレに見えるようにしておくと売れ行きがよくなります。

またディスプレイはテーブルの上にだらーっと並べるより、段差をつけると見やすくなります。会場が許せば、ダンボールやプラの衣装ケースなどを駆使するとGOOD(ダンボールやプラには包装紙やきれいな布などでドレスアップしてください)。

キャラものでない手提げバッグは、机に平たく並べるのではなく、詰め物をして何かにひっかけたりぶらさげたりしておくと、人の目に留まりやすくなります。
売るための「見せ方」で売れ行きが変わりますので、売れ残しを出したくない役員さんは参考に。

売れ残った物はどうなるの?

一般的にリサイクルショップに持ち込むか、ゴミとして処分されることが多いようです。

まとめ

売れ筋は消耗品系、園・学校指定の用品。
またバザーは高くても500円程度になることが多いので、手作り品を作る時の材料費の参考にしてください。もちろん趣味なので材料費は度外視です! という場合なら気にしなくてもOKです。