里芋の下処理! 簡単にできてかゆくならない皮むき方法3つ




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里芋の皮むきが苦手で、購入するのをためらうことはありませんか?
里芋に含まれるシュウ酸カルシウムは、皮膚に付着するとかゆみを引き起こします。しかし、シュウ酸カルシウムは熱や酸を加えたり、乾燥させたりすることで弱めることが可能です。
今回は里芋の皮むきが簡単にできて、かつ、手がかゆくならない方法を3つご紹介しましょう。

大量処理向き! 圧力鍋を使って簡単に皮むきする方法

  1. 里芋の泥を流水で丁寧に落とします。
  2. 泥が残っていると鍋に泥の匂いが残ってしまい、洗ってもなかなか匂いが消えないので、残らないように洗ってください。
  3. 圧力鍋の中で、里芋が出ない程度に水を入れます。
  4. 圧力鍋のふたをしめ、火にかけシューと圧力がかかったら、火を止めて圧力が抜けるのを待ってください。
  5. 圧力が抜けたら、里芋を冷水で冷まします。
  6. 冷めた里芋の皮を、親指と人差し指で滑らせると簡単に皮をむくことができます。

圧力鍋はたくさんの里芋を処理するのに向いています。使わない里芋は冷凍保存すれば、そのまま料理を始めることができるので便利です。冷凍保存するときは、水分をなるべく残さないようにすると、1カ月から2カ月ぐらいは保存できます。

包丁が苦手! 簡単にピーラーで皮むきできる方法

  1. 里芋の泥を流水で丁寧に落とします。
  2. 里芋を、塩水か酢水につけることで、シュウ酸カルシウムが分解されかゆみが抑えられます。
    里芋は、水分があるとぬめりが発生しやすく、このぬめりによってかゆみが引き起こされるので、水気がなくなるように里芋を拭いてから下準備を始めるといいでしょう。時間がある人は、洗った里芋を2~3時間、日当たりの良いところで乾燥させることで、表面が乾きかゆみが抑えられます。
  3. ピーラーを使い里芋の皮をむきます。
    水分をなくすことで、ピーラーで簡単に皮むきができます。
    手がかゆくならないように、手に塩をつけてからピーラーで皮をむくとかゆみの悩みも解決できます。かゆくなった場合にも、塩で手を洗うようにすると、かゆみが取れます。

下処理後に、かゆみが治らない場合には、かゆみ止めを塗ると効果的です。

里芋の数が少ない時の下処理向き! 電子レンジで皮をむく方法

  1. 里芋の泥を流水で丁寧に落とします。
  2. 耐熱容器に濡れたままの里芋を入れてラップをかけ、600W5分を目安に加熱します。
    竹串や爪楊枝などで里芋がさされば、大丈夫です。
  3. 少し里芋の粗熱が取れたら、親指と人差し指で滑らせ皮をむきます。

電子レンジで熱をいきわたらせる方法なので、里芋の数が少ないときに向いている下処理方法です。完全に冷めてしまうと手で皮をむくのが難しくなるため、新聞などで包み、冷めないように注意しながら皮をむいでいきましょう。

あらかじめ、包丁で里芋の上と下の部分を切って加熱すれば、皮をむくのも早くできます。
電子レンジで加熱しているので、里芋調理の出来上がりが早く、料理を短時間で済ませることが可能です。使わない里芋は、圧力鍋の時と同じように冷凍にもできるので、粗熱を取り冷めてから冷凍室で保存してください。
切って保存すれば、冷凍室から取り出してすぐ使えることができます。

まとめ

里芋のかゆくならない皮むきのやり方は、里芋の量や調理の時間により使い分けてみましょう。冷凍室で1カ月以上保存ができるので、調理する量を小分けにして冷凍室に入れると、簡単に里芋料理を楽しむことができます。
手がかゆくならない里芋の皮のむき方をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

執筆:emika