ピアノを始めるならいつがベスト?ピアノ講師に始め時を聞いてみた

習い事の王様、ピアノ。
東大生はピアノ習い率が高いとか、頭がよくなるとか、いろいろ言われています。かくいう私も4歳から高校3年までピアノをやっており、その恩恵は現役時代から感じていました。
まあ、音楽的な才能はなかったので「少々ピアノが弾ける」「耳がいい」という特技止まりですが。

今回は私が習っていたピアノの先生から聞いた、「ピアノの始め時」についてのお話です。

ピアニストになるなら2~4歳までに始めるべき?

プロのピアニストは、たいてい3~5歳あたり、幼少期にピアノを始めています。

日本を代表するピアニストの一人、中村紘子さんは3歳半からピアノをスタート。

辻井伸行さんがピアノを始めた時期ははっきりしませんが、2歳ごろからピアノに興味を持ち2歳過ぎには電子ピアノを与えられ、4歳ごろには作曲を始めているということなので、2~4歳の間にピアノを始めているのではないかと思います。

ピアニストではありませんが、X JAPANのYOSHIKIさんは4歳からピアノを習っていました。(音大に推薦入学が決まるレベル)
スタジオジブリの映画音楽を多く手掛けた久石譲さんは、4歳からバイオリンを習っています。…ピアノのイメージが強いのですが、習っていたのはピアノではなかったんですね…。

このように、プロとして活躍する人の多くは3~4歳からピアノを始めている人が多いようですが、ロシアのピアニスト、アルカーディ・ヴォロドスは8歳からピアノを始めています。ただ彼の場合、もともと声楽を学んでいたというベースがありますが…

早く始めればいいというものでもない

実はピアノに限らず習い事は「早ければ早いほどいい」というものでもありません。もちろん、何が何でもテクニックを身に付けさせる必要がある、という切羽詰まった事情があるなら別です。
そうではなく、教養のひとつとしてピアノを習わせたいなら「無理やり」は危険な行為。
なぜなら、レッスンも、練習も、ピアノも嫌いになって、やりたくなくなるから。

親はレッスン代を払っているので「練習せんと!」「土曜日はピアノよ」と言いたくなります。というか、たぶん言います。
子どもは「ピアノやりたくない。練習おもしろくない」「レッスン行きたくない。先生の言う通りにできないもん」となってしまいます。そうなると、やる気が落ちるからレッスンでのダメ出しも増えるし、優しい先生なら強く言わないけれど、練習しないからやる気がある子に比べ上達スピードは落ちますよね。

これはピアノ以外の習い事にも共通するもの。
やっぱり本人が「やってみたい」と思っている、あるいは習うことに対して必要性を感じ、納得している方が上達も早いです。達成感や成功体験も味わえます。親のイライラも少なくて済みます。WIN-WINの関係ですな。

ちなみに、脳科学的にピアノの恩恵(左右の脳をつなぐ橋が太くなるっていうやつ)を受けたいなら、早ければ早いほどよく、遅くとも7歳までに始めるといいそうです。

ピアノ教師おすすめの始め時は?

ここからは実際、私が高校生まで習っていたピアノの先生に聞いた話。
先生によると「年長さんの、夏休みごろから」が始め時とのことでした。
年少さんは小さすぎて、ピアノの前に座っているのがいっぱいいっぱい。年中さんもまだこの傾向がある。年長さんになると、もうピアノの前に座っていられるし、先生の言うことも理解ができる。手も大きくなっているので、鍵盤を押すことも苦痛ではなくなるから。だそうです。

ピアノはデジタルか、アコースティックか

ピアノ習わせるならデジタルかアコースティックか悩む親御さんも多いでしょう。

アコースティック一択です。

なんてね。

私の実家にあるのはアプライトピアノですが、うちの子どもが始めるにあたって選んだのはデジタルなんです。
続くかどうかわからなかったから。あと実家のピアノ運び出すの、運送料がすごく高かったから…。

ただ、やはりデジタルとアコースティックは別物。デジタルピアノは、押した時に「音が出ない」と感じます。音量は調節できます。音が出ないならそれを最大にすれば?と思うでしょう。そうすると小さい音も大きくなっちゃうんです。違うの、私が欲しいのは「小さな音は小さく、大きな音はどーんと大きく」なのです。もう、デジピちゃんたら~
ピアノは力加減で音量をコントロールします。難しい曲ほど繊細なコントロールが必要になります。

あと、デジタルさんは速い動きについてこれません。幻想即興曲をデジタルで弾くとぐちゃぐちゃになり「私があかんのか?」と思っていましたが、実家の生ピアノだと音が出ました。うーん、この。

生ピアノは、軽く触れただけできちんとはっきり音が出るんですよ。わかるかな。デジタルは触ってるだけでははっきり音が出なくてねー、いや音は出ているんだけど、なんていうか、何かちょっと違うの…。(ピアノの先生に言わせると「タッチが違う」という一言に集約されます)

私個人の考えとしては、幼稚園の先生を目指すためにとりあえずピアノの技術が必要だ、というのならデジピでもOKだと思います。
プロは目指さなくても、かっこよくクラシック曲を弾きたいなら生ピアノでの練習が必須ですね。どうしよう…もうデジピ買っちゃったしなー…

デジタルピアノも楽しいよ

ピアノ習うなら、先生は「生ピアノ買いなさい」というでしょう。そんなん無理~という人も多いでしょう。
でも待って、たいていの子は、幼稚園からせいぜい中学までの間しか習いません。そう思うとデジピでもいいんじゃないのーと思います。(デジタルの子はふわふわ弾くので、ピアノの先生はイライラすると思いますが)

もちろん、デジタルピアノにもいいところはあります。リーズナブルだし調律不要。生ピアノほど重たくないから、大人二人で運べます。
ピアノ以外の音が出るのも楽しいです。
エルフェンリートのliliumとか、ボイスで弾くと何かこう、ものすごく壮大でいいカンジ。

▼ボイスなlilium。

バッハはもちろんオルガンですよ。

まとめ

デジタルかアコースティックかは、ご家庭で話し合って結論を出してください。状況が許すなら生ピアノにしましょう。

ピアノの先生おすすめの始め時は「年長さんの夏ごろ」です。もちろん興味があるならこれより早く始めても構いませんし、始めるのが高学年になったからってピアノが身に付かないわけではありません。
大人になって始めたってピアノは上達できます。

子どもにピアノ習わせたいなら、ピアノが好きか、練習やレッスンに拒否反応が出ないか、お稽古に通うことを納得しているか、そこをチェックしてくださいね。
これはピアノ以外の習い事にも共通している点です。習い事は親子WIN-WINで…。

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