子どものピアノの辞め時はいつ? 中学生まで続けるべき?

習い事の王様、ピアノ。
音楽教育は早い方がいいということで、年少~年少あたりでスタートさせることが多いのですが、親のやる気と本人のやる気は別問題。ピアノに拒絶反応が出るなら親もあきらめがつきますが、いやいや~ながら続ける子、なんとな~く続く子、さて…いつまでさせるべきなのか?
今回はピアノの辞め時についてご紹介します。

ピアノ歴と腕前の関係

当たり前ですが、ピアノは練習しないとうまくなりません。
練習には時間がかかります。天才と呼ばれる人はとにかく練習します。ピアニストじゃないけど、バイオリニストの千住真理子さんは練習時間を確保するため、私生活は超せっかち。時間は有限ですから、たくさん時間を使いたいことがあるなら、他のことは圧縮せざるを得ません。で、演奏家は楽器に触っているのが好きなのです。

さて、一般的には

1~2年 入門
3~6年 初級
7~10年 中級
11年~上級

上級の曲を弾くには11年以上かかると言われています。※あくまでも目安です。個人差があります。

幼稚園の先生・保育士を目指すならバイエル修了程度が目安

私のまわりで案外多いのが「幼稚園の先生・保育士になりたいからピアノを習う」という子。小学生のうちから夢がはっきりしているなんて素晴らしい!
幼稚園教諭と保育士は別の資格なのですが、どちらとも保育系の学科に行けば取ることができます。
幼稚園にしても保育所にしても先生はピアノを弾きながら歌ったり指導したりする機会があるため、入試にもピアノの実技があります。このレベルはバイエル修了程度とされているので、幼稚園の先生や保育士を目指すならとりあえずバイエルが修了すればOK。

ただ、先生には「弾きながら」何かをするスキルが求められるので、バイエルくらい朝飯前♪ というくらいの腕前になっているほうが、あわてなくて済みますね。

中学受験があるなら5、6年生で辞めても

中学受験を予定しているなら、受験勉強が本格化してくる5年の終わりや6年の1学期まででいいのではないでしょうか。
ピアノの練習には時間がかかりますし、レッスン代もかかります。中高一貫校に入れば勉強も難しくなって、ピアノどころではなくなる可能性もあります。本人にやる気がないなら、辞めるのも選択肢の一つ。
親としては「もったいない」と思うかもしれませんが、そんな親の背中を押してくれるこんな情報も。

確かにピアノは脳科学的に効果が証明されている習い事ですが、脳の発達にピアノ効果がもたらされるのは幼児~低学年の間が中心。また、ピアノの効果はわずか2年で現れる上、4年間ほど習い続けた子の脳と楽器をまったく習っていない子の脳は「プロと一般人」くらいの差が生じるそうです。そして小さいころ習っていたピアノの効果は大学生になっても残るほど、長期的なもの。
辞めてしまえばピアノの腕前は止まりますが、ピアノが脳にもたらしてくれた効果は残り続けるのでご安心を。

ピアノは中学卒業で終了する子が多い

ピアノとは地味~な練習曲を地道~に続けることにほかならず、未就学児~小学生の間は本当に退屈な練習曲を延々と弾き続けます(最近は違うかもしれませんが)。
この地味なトレーニングがクラシックの名曲に結びついてくるのが、だいたい中学に入ったあたり。
ピアノを続ける意思があるなら、やはり中学生の間は続けましょう。年中や年長から続けていればすでにキャリアは10年近くになるため、上に示した「ピアノ歴と腕前の関係」に当てはめれば中級~上級の腕前になっています。だから、憧れのピアノ・ソナタ、ノクターン、ワルツ、エチュード、それに弾いてみたい曲のピアノピースを購入してきて弾く、なんて楽しみもできます。耳コピが得意な子なら、聞いた曲をピアノで再現できたりも。これくらいの腕前になれば「習わせた甲斐があった」と親御さんも納得するでしょう。
ちなみに、中学卒業と一緒にピアノを卒業する子は多いです。むしろ高校まで続けた私がレアケース。

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2019年4月3日

子どもとゴールを決めておこう

習い事は、子どもが自分からやりたいとせがんできたものでない限り、おもしろくなくなったり落ち込んだりしたタイミングで「辞めたい」と言ってくるものです。
そこをあえて続けさせて忍耐力・精神力を鍛えるのだ!
というのもいいのですが、習い事には時間とお金がかかりますので、ゴール地点を決めておくといいでしょう習い事は親子WINWINで…。

脳の発達に役立てたいなら5歳くらいから小学生の間で十分ですし、大人になってもピアノを楽しめる腕前が欲しいなら中学生までで充分。
幼稚園の先生・保育士になりたいなら、高学年から始めてもOK。たとえば5年や6年から始めて中学生いっぱいで辞めたとしても、腕前としては十分です。
ゴールに到達したら、続けても辞めてもいい。でもそこまではがんばろうね、と約束すれば「辞めたい」「なんでよ!今辞めたらもったいないじゃないの」という親子の攻防が減らせます。まさに親子WINWINだわ!

ピアニストになりたいなら、3~5歳までに始めてがっつりレッスンを受けてください。

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2019年3月14日

参考:
プロフェッショナルに聞く音育Q&A
楽器演奏により脳が発達することが研究で明らかに。おすすめは「7歳までに」始めること。 

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