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子ども部屋がフローリングの場合、冷たくて固い(そして新築なら保護の必要もある)ので何かしら敷いてあげたいものです。選択肢としてはジョイントマット、カーペット、コルクマットなどがありますが、何がベストでしょうか?
子ども部屋にコルクマット、ジョイントマット、タイルカーペットを導入した筆者がそれぞれのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
クッション性を求めるならジョイントマット
子ども部屋の床に敷くもの、といえばまず候補に挙がるのがEVA素材のジョイントマット。楽天は言うに及ばず、ホームセンターから西松屋、トイザラスのような子供用品店にも置いてある定番商品です。
ジョイントマットのメリット
- どこにでもあるので手に入れやすい
- 高いクッション性
- 厚み、柄などラインナップが豊富
- 水や油に強いので、食べ物や飲み物の汚れにあわてなくて済む
- 価格は安め
ジョイントマットのデメリット
- 隙間からゴミが入り込んで掃除が面倒くさい
- 部屋のすみっこのジョイント部分の処理が面倒くさい
- 変形しやすい
実際に敷いてみた感想
クッション性や保温性、防水性もあるので子どもが活動する部屋におすすめのジョイントマットですが、耐久性は高くないので重い家具家電を置けば変形します。うちの息子は鉛筆を刺して遊んでいたので部分的に穴だらけwww
ものによってはジョイント部分がきちんとジョイントしなくて隙間だらけになり、ゴミがたまります。大判だったので地味に耳をカットするのも大変でした。
長く子ども部屋の床保護材として活用しましたが、そもそも大判で厚みが1cm以上あり、クローゼットが開かないために、子ども部屋をおゆうぎ室から勉強部屋に改装する際に撤去。
リビングに置いて、上から一枚もののカーペットをかけて使っています。
肌触りの良さならコルクマット
EVA素材のマットの上に薄くコルクを貼ったものがコルクマット。コルクはコルクガシの木の皮を砕いた天然素材なので、肌触りがいいのが特徴。下のEVA素材はジョイントマットにも使われるもので、弾力性・保温性・防水性に優れています。だからメリット・デメリットはジョイントマットと共通しており、その上で、
コルクマットのメリット
- さらっとした素材なので肌触りがよく、夏場にべたつかない
- すべりにくい
- 天然の抗菌成分を含んでいるので、ダニ・カビの心配が少ない
コルクマットのデメリット
- 汚れ部分を水で洗うと反る
- サイドパーツは割れやすい
コルクマットはコスパもよく、オールシーズン対応なので子ども部屋向きの素材です。ハウスダストNGのお子さんにもおすすめ。選ぶポイントは「ケチらないこと」。あまり安いとロットによって微妙にサイズが違ったりしてジョイント部分がジョイントせず、部屋の見た目に影響してしまいます。
実際に敷いてみた感想
子ども部屋にぴったり!と至る所でおすすめされている通り、クッション性や肌触りから確かに子ども部屋にぴったりでしたが、ハードに使い倒した結果、「反り」「崩壊」が見られてきたのでお蔵入り。もともと賃貸時代に使っていたものを持ち込んだため、部屋一面でなく部分使いだったというのも影響していますけどね…。最初から部屋一面コルクマットなら、もう少し長持ちしていたかもしれません。
コスパの良さならタイルカーペット
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最初からコルクマットを部屋全体に敷き詰めていればアリだったと思うのですが、うちは部分使いだったのでサイドパーツはボロボロ、汚した部分を水で流せば反り返る、ジョイントマット特有の隙間問題もあって、パーツを買い足して部屋に敷き詰めるのはやめました。
で、
- 財布に優しい
- 元々の床を傷つけない
- 掃除がしやすい
- クローゼットの開閉に影響しない
これをクリアするものとして、オフィス用タイルカーペットに目をつけました。
タイルカーペットのメリット
- 安い
- 見た目に高級感がある
- カッターで切れるので部屋にぴったり合わせられる
- 適度な弾力があるので足が痛くない
- オフィス用なのでそれほど沈み込まない
タイルカーペットのデメリット
- ダニ・ほこりはジョイントマット・コルクマットより多いと思う
- 弾力性、保温性、防水性もジョイントマット・コルクマットほどではない
実際に敷いてみた感想
タイルカーペットには(おそらく)家庭用とオフィス用があります。
家庭用のものは厚みがあり、カーペットの裏に吸着加工がしてあるので単体で置いてもズレにくいのが特徴。厚みがあるので保温性や弾力性も高めです。うちの場合、厚みがあるとクローゼットが開かんので、却下。
オフィス用は本来は接着剤で貼り付けて固定するのですが、1枚約1kgと重みがあり裏はゴムなので、部屋にびっちり敷き詰めれば動きません。カッターで切れるので部屋ぴったりに敷き詰められるというのもよかったです。
カーペットということで気にしていたほこりやダニですが、オフィス用なので毛足が短く硬めで、それほど気にはなりません。夏場も暑いかな?と思いましたが、これも気になるほどではありませんでした。
オフィス用なので敷き詰めるとオフィスやホテルっぽくなり、高級感が生まれます(色にもよりますが)。
色もメーカーも豊富なので好みのものを選べること、メーカーによって価格に大きなバラつきがないのもメリットです。
ちなみに我が家はコレを敷いています。
床の保護が目的なら、敷くだけフローリングもあり
フローリングの上にフローリングかあ、という気もしますが、賃貸などで床を保護しつつフローリングの良さを手に入れたい場合はシート状のフロアタイルもおすすめ。裏に接着加工がしてあるので接着剤などは不要、敷くだけでOKです。
部屋の雰囲気を変えたい、賃貸のクッションフロアが気に入らない…という場合にも使えます。
畳の部屋ならはめ込み式フロアタイルがおすすめ
さきほどの敷くだけフローリングはシート状なので、床面がデコボコしている畳には若干不向き。そんな時は薄い板をはめ込んで使うはめ込み式のフロアタイルもあります。店舗にも採用されているというほど傷や汚れに強いので、子ども部屋はもちろんリビングなどにもおすすめです。
まとめ
子ども部屋におすすめの床保護材をご紹介しました。イメージする部屋に近いものを選んであげればいいと思います。費用も床の張り替えほどではないので、年齢に応じて変更してあげるのもアリですね。