夏休みの宿題の計画表は、デジタルツールを使うとやる気が出る




夏休みの宿題が多くてウンザリ…あるあるですね。でも夏休みは1ヶ月前後あるので、バラして計画を立てるのがおすすめ。…いやこのこと自体は学校でも推奨されていて、計画表を渡されたりしますが、だいたい計画倒れ(我が家の場合)。

さあ、どうするか…

計画倒れになる理由

そんなん無理なスケジュール作っているからに決まっています。7月中に全部終わらせて8月は遊び倒すとか。

1日で感想文書くとか。

参考:読書感想文が1時間で完成! 現役ライターの書き方をご紹介

むりむり。読書感想文1時間だって綿密な計画を立てた上での1時間ですから~。

また1日さぼった場合「明日、さぼった分もやればいい」と思うのも計画倒れの最たるもの。計画の修正を行わないのも計画倒れの要因です。

デジタルツールを使うとやる気が出る理由

そういう時は便利なデジタルツールを使いましょう。
扱いやすくカラフルで見やすいデジタルツールを使うと計画を立てるのも楽だし、やることを視覚化・タスク化できるので、今日何をやったらいいかはっきりしますしね。
実はこれ、働く大人が自分のスケジュール管理を行う方法とまったく同じです。

また、子どもはデジタルツールが大好き。目新しいツールを使うことでモチベーションアップにつながりますし、自分でスケジュールを組むため「1日に最低これだけすればOK」というタスク量の把握も可能。平均的な夏休みの日数は42日ですが、宿題の量÷42日をすると、1日にやらなくてはならない宿題量は案外少ないことに気づきます。
「なーんだ! これだけでいいんだ」と思えば、気も楽になるので「明日がんばる」→8月末に「うわあ終わってねえ!」の回避につな…がることを期待したい…。

ツールは何を使えばいい?

扱いやすく、複雑ではないものがおすすめです。お手持ちのものならなんでもいいのでは…という気がしますが、私はGoogleカレンダーとTimeTreeを併用しています。スマホで見るのならTimeTreeのほうがシンプルなので向いているかも?

ガントチャートを使えば本格的に工程管理が可能

ガントチャートというのは、こういうもの。

プロジェクト管理に使われるもので、ドリル系から観察・実験・工作系など複数のタスクを同時進行しなくてはならない夏休みの宿題管理にはぴったり…なのか…? やや大仰すぎる気もしますが、無料ツールがあるのでご紹介。

Brabio!(ブラビオ)
5人までなら無料で使えます。初心者でも扱いやすい。

jooto(ジョートー)
2人までなら無料。タスク管理もできます。

Backlog
ガントチャート+タスク管理。無料プランは1プロジェクト10人まで。

みんなでガント.com
面倒な登録作業が不要なので、ガントチャートの使い勝手を試したい人におすすめ。なんかちょっと無愛想(個人の感想です)。

プロジェクト進行中に親が心がけたいこと

さて、「夏休みの宿題」というプロジェクトを納期までに完成させるために、とりあえずスケジュールは組み終えました。
これだけで終わったらアカンです。

計画通りにプロジェクトが進んでいたら、きちんとほめてあげましょう。ほめられると誰でも嬉しいし、やる気が出ます。

また長期プロジェクトなので、予想外の出来事「友達が遊びにくる」「プールに行きたくなる」「花火大会で夜更かししてしまう」「計画通りに工作ができなかった」などが入り、予定が狂うこともあり得ます。
ので、週に一度は工程見直し会議を開いて、修正を入れるといいでしょう。計画の修正が容易なのもデジタルツールならではですね。

まとめ

とりあえず「視覚化」と「タスク化」をすると、今日やることがわかるのでおすすめです。そのためには計画表の作成がおすすめ。で、正直、計画表のツールはなんでもいいんですけど、子どもにとっては目新しいデジタルツールで釣ってみるのも、モチベーションアップや維持には効果があるのではないかと思います。